2012年9月2日(日)
7月7日
1、2時間寝ただけで、元気になり、近くの岩尾別温泉に行く。混浴の露天風呂は誰も居なく、一番奥のあまり掃除していない露天風呂に入る。熊がでたら、裸で逃げるのかなと、考えながら湯につかる。自然の中の無料の温泉である。戻ると、もう1つの露天風呂に親子で、きれいな若い女性が入っていた。こちらに入るべきだったかな、と、ふと思う。
知床半島の反対側の羅臼を目指す。途中、熊の湯に行くが、人がいっぱいなので、パス。そのまま、羅臼の町を抜け、知床半島行き止まりの相泊に行き、羅臼昆布を買う。生憎、ね昆布はなく、後日、郵送してもらう。ちなみに、根昆布は、夜水につけておくと、朝ヨードがいっぱい出て、それを飲めば、身体もバッチリですね。
相泊には、露天の温泉が、海岸にあり、高潮がくれば、隠れてしまう温泉がある。行くと入れ違いで、一人ゆっくり、海を見ながら湯につかる。最高の温泉です。
熊の湯で車中泊するつもりだったけど、日がまだ、あったので、摩周湖に向かう。途中、キタキツネを見るが、すぐ逃げる。健康そうなお尻をしていた。エサをもらっていた知床のキタキツネが痩せていて、農業地の自然のキタキツネが元気で、太っていたのは、なぜか? 観光地で、人から 添加物いっぱいの食べ物を時々もらい、狩りを忘れ、ガリガリになっているのではないか!
夜8時頃、摩周湖に着く。霧いっぱいで、またも、摩周湖は見れず。イベントの準備中、車中泊止め、霧の中、阿寒湖近くの道の駅あいおいで車中泊。毛布もないので、寒い。翌日は、雌阿寒の原生林を歩くが、やはり、ヒグマ出没の看板が気になり、1時間ほどで、切り上げる。
然別湖のナキウサギを見るため、ロングドライブ。着いたら、そこにも、ヒグマ出没の看板あり、躊躇。8年前は看板もなく、15分ほど、原生林に入ったところだが、人が通る道は熊笹が刈られていたけど、今回は、行く人もあまりいないのか、熊笹が道を被っていた。せっかく来たので、熊笹をかき分け入って行く。15分ほど行くと瓦礫の山があり、そこにナキウサギが多く生息している。一人先着がいて、カメラマンの方で、ナキウサギを狙うテンを撮りに来られていた。しばらく、黙って座って待っていると、四メーター位先に、子供のナキウサギが現れ、感激する。写真を撮るが、岩と同じような色と小さいので、携帯のカメラでは
判別出来ず、あきらめる。が、脳裡に残る。すぐ近くのナキウサギの生息地に行くと、キタキツネが二匹いて、健康そうな感じで、ナキウサギを捕っているのか、痩せていなかった。僕が近づくと、逃げた。
2012年7月6日
7月6日、夕方新千歳空港に着き、パンの修行まで、三日間あるので、知床に向かいました。
北海道は、天気で、湿気も低く、爽やかです。
レンタカーを借り、夕陽を背に、知床に出発です。途中で、食料と水を買い、夜を通して、ドライブです。夜道で、景色見れず、少し退屈ですが、車が少なく、快適な運転。夜通し、ドライブして、回りが明るくなった頃に、知床の観光地のウトロに着きました。5時前、人がまだねてる、ウトロの街の信号で、止まると、さっそく、珍しい光景に出くわしました。キタキツネが、街に現れ、猫を追いかけていました。六メーター位の間隔で、にらみ合い、猫は、必死に逃げる瞬間を待ち、一瞬、キタキツネが、隙を与えた時、少し離れた車の下に逃げ込みました。キタキツネは、獲物を狩る時、獲物の上から、獲物の後ろ首を狙うと思うので、猫は生き延び、キタキツネは、狩りが失敗。
観光地か、次に、キタキツネは、止まっている僕の車に近づいて来ました。その時、キタキツネがガリガリに痩せているのに気づき、病気な感じ。それとも、エサ不足。持っているパンをやり、写真を撮らせてもらい、知床の奥に向かいました。
街を抜けると、左手はオホーツク海、右手は原生林が、明るくなり見えてきた。しばらく走ると、8年前、通行止めのカムイワッカの滝が行けたので、原生林の中、砂利道をゆっくりと走り、手付かずの自然を満悦。エゾシカもちらほら現れ、急に崖から飛び出し、車の前を横切り、ブレーキ。ヒヤリ!!時速20キロだったので、ぶつからずすんだ。キタキツネの子供も現れ、車を停め、パンをやる。この子キツネも痩せていた。突き当たりに着くと、そこからは、立ち入り禁止で、事前に申請した者が、登山できる。次回、痩せていたら、登りたい。
ヒグマ出没の看板があり、身が引き締まる思いである。
さすが、寝ていないので、車の椅子を倒し、仮眠する。
2012年6月26日(火)
2012年6月21日(木)
こんにちは、大池です。奈良県の山奥の川上村に移り、約1ヶ月経ちました。
だんだんと 奈良の山も濃い緑一面です。庭の八重桜が、先日の雨で散り始めました。朝晩は、まだ、少し寒い日があり、近くのおばあちゃんは、6月の梅雨明けまで、こたつは使うと言ってました。
そのおばあちゃんは、90歳ですが,元気で畑仕事をして、一人で生活してます。僕が、グループホームの仕事で世話をしていた老人の方々と目力が違います。
「山を降りて、こどもの世話になる気はない。兄ちゃん(僕の事)もし、倒れたら、病院に連れて行ってな」と言います。ほとんど、家に居れば、様子見に顔を出します。そうすると、兄ちゃん、ありがとう!と言ってくれます。
そのおばあちゃんから、獣害よけの前面、天井も網で囲った畑を借りて、自然農を始めました。また、山過ぎて、田んぼがないので、山から降りて、家から30キロ行った小さな部落のそこも過疎化され、空いてる田んぼを昨日、借りる事が出来ました。四畝?約100坪ほどで、今年は無理せず、来年から借ります。今年は、草刈です。
お百姓さんにとっては,畑と違い,田んぼは命であるため、貸し借りが難しいのです。田んぼの草と治水の管理が、大事なのです。ただ、農薬、除草剤、肥料を使わず、機会も使わない、鍬と鋤だけの自然農だと言ってないので、どうなることか。
まあ、ぼちぼちと、肩肘張らず、自然体でやっていければいいかなと思ってます。
赤目塾では、田んぼと畑を借り、実習をしています。習った事をすぐ実践出来る事は、百姓経験がない僕には有難いです。
また、沢蟹、蛙 もぐら おけらなど、自然そのものの田んぼ、畑の作業は楽しいです。先日は、おけらに稲の苗床の種が食べられ、作り直し。で、新たな苗床はもぐらの穴があり、埋めなおしたけれど、天候や害獣で実りが手にはいるかどうか、楽しみです。
では、今から、畑仕事です。
池