太宰府通信

2012年5月に東京都町田市から福岡県太宰府市に引っ越した加藤拓朗の日記です

2012年8月19日(日)

フリーマーケット、盛況でよかったですね。

 

ぼくは午前に春日市で2時間卓球をして、午後は飯塚市筑穂へ。
同市に住む友人が出店する「ちくほ夏祭り」は15時開始、20時過ぎ終了という「暑い」祭り。

会場は野球のグラウンド。
ライトにステージがあり、ホームから一塁側に向かってテキヤさんが、三塁からレフト、センターにかけて地元団体の出店が並んでました。
...
小学生の息子がいる友人は病院勤務者にもかかわらず、綿菓子(綿飴)製造機を3台所有! 今回はその1号機が活躍してました。
綿菓子単品100円。
くじ引きとヨーヨー(またはバルーンアート作品1点)と綿菓子のセットがなんと200円!
行列が絶えなくてフル稼働だけど、このシゴトやりがいあるな、と思った。
綿菓子が作り手からもらい手にわたる瞬間、ふわっとあたたかい雰囲気になる。二人ともとてもいいお顔になる。
綿菓子製造機は、笑顔製造機でもあるんですね。
つくってるときは、雲誕生の瞬間みたいなものですから、お客さんは「ほほう」という真剣な表情。
真剣さとにこやかさのギャップもおもしろくって。

機会があればデビューしてみたかったけど、じーっと熱い視線を送られるのは、かなりのプレッシャーになるのでしり込みした。
でも、次回はぜひやってみたい。

ちなみに、綿菓子のテキヤさんは不在。
勝負にならんと数年前に撤退したそうです。

友人は綿菓子製造機を超格安でレンタルを始めたところ、宮城県の学生さんから依頼が舞い込んできたとか。
ご興味のある方はご連絡ください。
紹介しますよ。

イベントで食品を扱う場合は保健所に届けておく必要があるのですが、綿菓子に限ってはそれが不要だそうで、これもメリットの一つかもしれませんよ。

 

2012年8月15日(水)

平和を願って…。

Facebookから回ってきました。

福岡で東京新聞を読めるとは。

 

東京新聞

2012年8月15日 社説

未来世代へ責任がある

戦争と原発に向き合う

 

東京新聞2

2012年8月15日 こちら特報部

経団連の主張「脱原発で雇用減」 本当?

太陽光、風力発電 新たな需要無視

「再生エネは成長市場という観点欠く」

 

東京新聞
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2012年8月12日(日)

27年前の今日、日航ジャンボ機の墜落事故が起きた。
1985(昭和60)年8月12日夕刻、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い520人が犠牲になった。当時小学5年生だったぼくは郷里大分県別府市で夏休み中。事故のニュースは友人宅のテレビで見た。

 

5年前の今日、初めての子どもを授かった。
2007(平成19)年8月12日午前8時、長女誕生。身長47cm、体重2800グラム。
神奈川県川崎市の産科クリニックで出産に立ち会った。このときも泣いてしまったなあ。
娘は現在、身長110cm、体重18kg。もう片手で抱っこできないし、肩車するときはちょっと勢いをつけないといけない。

夏生まれだけに夏バテ知らず。やんちゃな弟に叩かれたりつねられたりしても泣くばかりでめったに反撃せず、年少の子の世話を焼くやさしくて面倒見のよい子になった。

2012年の今日は、そのときと同じ日曜日。

今は福岡県太宰府市。場所は変わってしまったけれど、家族と共にいられることに感謝。


日航ジャンボ機墜落事故と娘。関連がある。
日本航空「安全アドバイザリーグループ」の座長であるノンフィクション作家の柳田邦男さんは、絵本の普及に並々ならぬ情熱を注いでいる。
我が家にはそれなりに絵本があるけれども、これらによくあるほのぼの系のストーリーとは一線を画すものだ。
そのテーマはまず「生と死」、そして成長と友情。
『砂漠でみつけた一冊の絵本』『大人が絵本に涙する時』などの著書で絵本を紹介し、「大人こそ絵本を」という呼びかけを広く行っており、絵本の翻訳にも力を入れている。

ぼくは『砂漠でみつけた一冊の絵本』『大人が絵本に涙する時』を読み、紹介されていた本を実際に読んでみた。
読みながら涙したり、読後呆然としてしばらく動けなくなったり。
胸の奥をぐっとつかまれるこの感じは、不快ではない。むしろ心地いい。
生と死があるがままに描写されているからか。
現実の生と死は、ハリウッド映画のようにドラマティックでわかやすいものではないし。
なんだかあるがままという感じで自然。押し付けがない。腑に落ちる。

 

いのちのリレー、という言葉を思い出した。
また図書館に行ってみよう。

今日8月12日は勝手ながら「いのちの日」とする。

 

◎つらい思いをかかえる子たちにこそ届けたい
『でも、わたし生きていくわ』
翻訳者 柳田邦男さんインタビュー
http://newblog.ehonnavi.net/2010/02/post_264.html

 

◎心の豊かさを耕すために
~いま、大人にすすめる絵本~
◆対談/柳田邦男氏&谷川俊太郎氏◆
http://www1.e-hon.ne.jp/content/yomiuri_taidan_050607.html

 

 

2012年8月5日(日)

Facebookでは有益な情報がドンドン回ってきます。

皆さんも登録なさってはいかがでしょうか。

 

デール・ブライデンボー氏/Dale Bridenbaugh
設計者が明かす
「福島第一原発は欠陥品です」
独占インタビュー
「これを造ったことを後悔している」
事故を起こした原子炉を設計した男が語った福島第一原発の「危険性」の原点
(週刊現代 2011年4月16日号)

http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/bridenbaugh.html

 

2012年8月2日(水)

昨日は、八女市の災害復旧ボランティアとして参加してきました。
「泥の掻き出しはたいへんな重労働で、人手と時間がかかる」「特に平日のボランティアが足りない」「福岡の若者よ、現地に行こう」という呼びかけがmixiの「友人」からありまして。復旧はほとんど済んでいるのではないかと勝手に思い込んでいたのですが、認識を改め参加を決めた次第です。なおボランティアは人生初。

八女市立花総合保健福祉センターかがやきに集合。駐車場はあるというのでクルマで行きました。 9時過ぎに到着、受付を済ませて派遣されたのは黒木地区にある築80年超という邸宅。
川原に面したいわゆる“半地下”の清掃をしました。
そこには六畳ほどの部屋(倉庫?)が2つあり、一つは前日に6人がかりで清掃&廃棄作業をしたそうできれいになっていました。
ぼくらが担当したのはもう一つの部屋。鉄パイプやカメ、材木、古着など歴史が感じられるものたちを運び出し、ほぼ乾きつつある泥を掻き出しました。軽トラックに満載で1台分ほどなので、たいした量ではありません。ゴミと泥の搬出で軽トラックは廃棄物処分場との間を10回ほど往復したでしょうか。大体きれいになりました。あとは消毒のために石灰を散布すれば完了です。
我々5班の参加者は6人。時間は午前10時〜15時(昼休憩は1時間)。

食糧は自前。アクエリアス2リットル、水1リットル、すき屋の牛丼(大盛り)、おにぎり1個を補給しました。 以下は八女市社会福祉協議会からの支給品。
・飲み物500ml×2本 ・普通のマスク(何枚でも) ・防塵マスク(何枚でも) ・軍手(何双でも) ・「かがやき」入浴券
作業後は、足洗い場→手洗い場→うがい場。アイスクリームをいただいて入浴→帰宅という流れ。 mixiの「友人」からは「八女茶がうまかった」と聞いていたので、茶色っぽい液体をどうぞと差し出されて一気に飲みましたが、実はうがい薬で(笑)。少ないなあとは思ったけど。

なお、太宰府から八女市までは約40km。 一般道で所要時間は片道1時間40分。

昨日は風が強く、乾いた土砂が塵となって舞い上がり、サングラスしかしてなかったぼくは今日、目と喉に違和感があります。防塵用メガネはあったほうがいいですね。
八女市では全壊した住宅が100戸あり、地区別では八女10・上陽21・黒木44・立花7・星野18で、黒木が最多です。8月2日現在、黒木では5カ所の避難所に53人が暮らしているそうです
星野地区への道路は通行止めで、災害復旧活動の手は入っていないとのこと。状況次第ではまた行ってみようと思います。

災害に関する情報 ふくふくネット http://www.fsw.or.jp/

お天道様の下で動いて汗をかくと心地よい疲労感が得られるし、いろんな人と話をすると好奇心が刺激されて楽しい。
就職(現在25連敗中)などいろんな問題があるけれど、いろんなことをやりながら考え続けるしかない。じっとしていたり同じ行動を繰り返してばかりでは、世界は広がらず気持ちが沈んでいくように思えます。
17時半に帰宅し夕食をとってから地元卓球同好会の練習会に参加。体力に余裕があったので。不思議と体の反応がよくて、なんだかレベルアップした感じ。余計な力が抜けたのかな。
それにしても驚いたのは、たった1回一緒に卓球をしたmixiの「友人」がきっかけでボランティアに参加することになったこと。きっかけをくれた友人に感謝。ちなみにmixiは卓球をするために始めました。

2012年7月31日(火)

息子(もうすぐ3歳)と娘(間もなく5歳)は、まるで宇宙飛行士のようです。
六畳和室に大人用の敷布団を川の字に3枚並べたところは宇宙空間。
万歳したりミイラになったりエビになったり、いろんなかっこうをしながらごろごろごろごろと転がるもんだから、夜中にネットをやるために隣のリビングにひとり抜け出したぼくの寝るスペースはもうない。
息子と娘が宇宙飛行士なら、妻が宇宙船。
時折寝返りを打つくらいでほとんど移動しない。
水分補給で宇宙船の枕もとの水筒にやってくる子どもたちは、帰還する場所を知っている。

翻って、自分も遊泳中だな、と。 
そろそろ酸素も尽きそうだし自分の位置も見失いそうなので帰りたいんですけど、なかなか。

こんなときは、とりあえず遊泳を続けることにしましょ。
明日は八女市に行きますよ。

2012年7月29日(日)

内田樹さんは、やはりとてもいいですね。

NEWSポストセブン

内田樹氏 再び原発事故起きれば日本は国際社会からバカ扱い
2012.07.27 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120727_131805.html

 国際関係論では「危険」を「リスク(risk)」と「デインジャー(danger)」に使い分ける。リスクというのは「マネージ」したり、「コントロール」したり、「ヘッジ」したりできる危険のことである。デインジャーというのは、そういう手立てがまったく効かない種類の危険のことである。思想家の内田樹氏は原発事故対応においてもこの2つを使い分けるべきと指摘する。

 * * *
 原発事故はデインジャーである。いつ、どういう様態で起きて、どのような被害をもたらすかについて予測が立たない。それについて備えをするというのは、事故が起きたときにどうやって人命を守るかという「対症的」措置のことである。

 住民の避難経路を確保し、収容施設を設置し、事故対策のための施設や機材を全原発に配備しておくということ、それができる最大限である(それでもデインジャーには対応できない)。「予防できる」危険はデインジャーとは呼ばない。

 原発が停止したままでは電力が不足するというのはリスクである。停電が頻発する、電力料金が高騰する、医療機関で十分なケアができなくなる、製造業が生産拠点を海外に移す、雇用機会が失われる……というのが想定されるリスクのシナリオである。どれも平たく言えば「金の話」であり、「金で解決できる話」である。ただ、金を出したくない人にとっては、デインジャーよりも大事な案件である。

「命より金の方が大事だ」というのが、装飾を剥ぎ取って言えば、再稼働を進めた人々のロジックである。あまりに長きにわたって平和と繁栄になじんだせいで、年収を増やすことが生きる目的であり、経済競争に勝つことが国家目的だと信じるに至った国民の選択したロジックである。

 私は「必ず原発事故は起きる」と言っているわけではない。この先永遠に事故はないかもしれない。

 でも、ひとたび起きたときに日本がこうむる被害は国土の汚染や国民の健康被害にとどまらない。「デインジャーというものがこの世にありうることを知らない国民」、つまり、「幼児」として(もっと遠慮なく言えば、「バカ」として)国際社会から遇されるということである。

 私は国民がまるごと「バカ」だとみなされることがもたらす災厄は電気料金や製品単価によってトレードオフされるようなものではないだろうと思う。

 野田首相と原発再稼働推進派の人々は、目先の銭金を失うことを恐れて、「デインジャーなどというものは存在しない(するかもしれないけれど、われわれの身にはたぶん訪れないだろう)」という楽観的希望に国運を賭けた。これほどに視野の狭い人々に、これから先の混迷を深めるはずの国際社会の舵取りを任せることに私はどうしても同意できないのである。

※SAPIO2012年8月1・8日号


2012年7月28日(土)

福岡に引っ越して2カ月半。
車を運転していて気付いたことがいくつかあります。

1)交差点で左折する際、中央線寄りに膨らんでから曲がるクルマ(乗用車)が多い。業務用はそうではない。

2)片道2車線の道路であっても渋滞がおきやすく、いったん詰まり始めると加速度的にヘビーな渋滞になりがち。
その原因は二つあると思います。
一つは、中央分離帯がないこと。だいたいどこでも右折ができるので、右折待ちのクルマが追い越し車線をふさぎ、後続車両が車線変更のタイミングを失うと、ズラズラっと並んでしまう。
原因の二つ目は、バスの多さ。福岡はバスが非常に多い。2台連なってバス停に入っていくのはザラにあります。バスが走行車線上に止まり、後続車両が車線変更のタイミングを失うと、これまたズラズラっと行列が生じる。
右折待ちのクルマとバスの停車が重なるとまず動けない。それに、渋滞が始まると右折して逃れようとするクルマが出てくるのでますます動けなくなってしまうというわけです。

なお、中央分離帯がないのは、ライダーの立場から見てもコワいことです(もう6年以上乗っていませんけれど)。
止まっているクルマの間を歩行者や自転車が横断していく。コワいのは、彼らの多くがすり抜けするバイクのことなど気にする様子がないこと。東京に比べてすり抜けをするバイクがいやに少ないなあと思っていたけれど、それは事故を避けるためなのか、それとも……。

3)信号
「福岡の黄色は青で、赤は黄色。だから、交差点で信号が切り替わってこちらが青になったからといってもすぐに発進してはいけない。一呼吸おいてから」
これは、福岡在住の友人に聞いたことなんですが、そういえば赤で突っ込んでいくクルマは少なくないような気がします。

福岡は運転が荒いと聞いたことがありますが、今までのところそう感じたことはありません。むしろマナーはいいほうです。クラクションを鳴らす鳴らされる、割り込みや幅寄せといったイライラがこちらにはあまりないんです。えげつない運転は東京のほうが多かったように思います。

2012年7月27日(金)

Facebookからピックアップ。

過去のも集めてみましょうか。

 

120727 自由報道協会 首都圏反原発連合 記者会見

http://www.ustream.tv/recorded/24276030

 

7/27官邸前抗議20:00終了までIWJ

http://www.youtube.com/watch?v=vhCZXO-wDOA&feature=player_embedded

 

「遺伝子の受けるダメージが、最も低い線量においてむしろ高いことが発見された」

『閾値なし』第2弾 イアン・ゴッダード 氏

http://mak55.exblog.jp/16498277/

動画は、http://youtu.be/-VAncqK6bl0

英語原文は、https://docs.google.com/file/d/0B5qUOl0_hAfncmlTcUdjcFpsU0E/edit

日本語訳は、https://docs.google.com/file/d/0B5qUOl0_hAfnTF9BTTRfWGpDczg/edit

 

 

2012年7月15日(日)

FRYING DUTCHMANの『humanERROR』。とてもいいと思います。facebookの友人から回ってきました。

反原発というと、反社会的だとかアンダーグラウンドとか、少数派の過激派による活動などと見られるイメージがあります。家族間ですら意見交換、コミュニケーションを拒否されることがあり残念なのですが、それはさておき、ぜひ一度聞いてみてください。

 

あ、そうそう。13日(金)の鹿児島「九電前で逢いましょう」には40人が集まったそうです。前回の4倍! うち2人は犬だったそうですが(笑)。

 

【humanERROR】
オリジナル(original) http://youtu.be/ENBV0oUjvs0
英訳(English) http://youtu.be/Q5p283KZGa8
仏訳(français) http://youtu.be/RatmUMleswQ
独訳(German) http://youtu.be/1CYckq7j8p0

Frying Dutchman Official Website - http://fryingdutchman.jp

Direction: SHOJI GOTO - http://www.shojigoto.com
Camera&Edit: TATSUKAWA SHINSUKE, MASASHI NAGARA
Sound: SLIM CHANCE AUDIO, YUSUKE NAKAJIMA
English Translation: MINAKO YOSHINO, PAUL R. KOTTA

鹿児島でも

2012年7月9日(月)

毎週金曜日夜は首相官邸が包囲される事態になっています。

実は鹿児島市の九州電力にも人が集まり始めています。6日(金)には10人(主催者発表)が集いました。静かに楽しくをモットーに。Facebookで鹿児島在住の知人から教えてもらいました。東京に比べると小人数ですが、目立たなくてもこういう動きがとても重要だと思います。

毎週金曜日の18-20時に集まりを続けていくとのことで、次回は13日(金)です。

 

ちなみに、昨日8日(日)は鹿児島県知事選挙でした。原発が全部止まってから初めての知事選で、原発再稼働容認の現職と反対派の一騎打ちで注目されていたのですが、ご存知でしたか?

 

鹿児島知事選:伊藤氏が3選…反原発の新人破る
毎日新聞 2012年07月09日 00時37分(最終更新 07月09日 00時53分)

 

 鹿児島県知事選は8日投開票され、現職の伊藤祐一郎氏(64)が、反原発団体事務局長で新人の向原祥隆氏(55)=ともに無所属=を大差で破り、3選を決めた。投票率は43.85%で前回08年を4.86ポイント上回った。
 7月1日の関西電力大飯原発(福井県)3号機再稼働後、原発立地県では初の知事選で、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機再稼働の是非▽3号機増設への対応▽「脱原発」の時期−−などが最大の争点だった。
 伊藤氏は再稼働に容認の立場だが、選挙中はエネルギー問題にあまり触れず、21世紀の鹿児島像やアジアの活力を取り込んだ産業振興などを訴える戦術を徹底。広く支持を集めた。
 再稼働反対を主張した向原氏は「鹿児島から日本を変えよう。原発のない、絶対安全な鹿児島をつくろう」などと反原発を中心に訴えたが及ばなかった。【山崎太郎、村尾哲】
 ◇鹿児島県知事選確定得票数◇
当 394170伊藤祐一郎<3>無現
  200518向原 祥隆 無新

 

知人は以下のようにコメントしていますが、ぼくもそのとおりだと思います。

 

「『伊藤氏は再稼働容認の立場……』メディアはそういう報道を、もっと明確に、徹底して伝えるべきではなかったか。終わってから物知り顔で言われても……。」

「ここにきて『伊藤=再稼働容認派』と強調するメディアは、これで『有権者は再稼働を容認した』という流れをつくりたいのだろうなあ。思惑が見え見えだな。」

 

神はいる、気がする

2012年7月8日(日)

ぼくは困ったとき、ワラにもすがる気持ちでどんな神様でも信じてしまいます。動植物や石ころにでも助けてくださいと言う都合のいいぼくですが、太宰府に来て驚いたことがあります。それは、神は実在すると思える雰囲気があることなんです。

今日はGさんと神社に行きました。
まずは石穴神社(写真)。場所は筑紫女学園大学の近く。
階段を上がりきると、ひさしのように突き出した岩がありまして。
組み上げた石垣のてっぺんにあるので、なんらかの意図があってのことなんでしょうが、用途はよくわかりません。なぞです。
石垣の高さは4メートルほどあり、落ちたら無傷ではすまないでしょう。

もう一つは、日吉(ひえ)神社。
大宰府政庁跡の近く、観世音寺というところにあります。
ここはわかりやすくいえば『となりのトトロ』の森の中。
大木の陰にあってひんやり涼しいです。

二つの神社に共通するのは、手作業でくみ上げたからか高さがまちまちな石段があり、樹齢が優に100年を超えるであろう大木に包まれていること。さらに、手入れが行き届いている。つまり、神様が住んでる感じがするんです。威厳と風格があり、安らぎます。

お邪魔したついでに「いつもすみません。そしてありがとうございます」と心の中で言っておきました。お願いはしません。というかできない。今年のお願い分は使い切ってしまったでしょうからね。

2012年7月6日(金)

近くの田んぼについてちょっと。農といえば大池さんですからね。

 

ホント、ひと雨ごとに成長します。
6月初旬に田植えだったので、1カ月たちました。
最初は水面にちょろりと溺れそうだったのが、30センチくらいの丈になってたくましい。

見た目に瑞々しい。
それに風の動きが見えて涼しげです。
こういうのを風が渡るというのかしら。

基本的に太陽と水があればすくすく育つんだから、日本に合ってますね。
雨。
こちらはざんざん降ったりぱっと止んだりの繰り返し。これっていつもどおり?
東京ではこんな降り方ではなかったような。
雨の降り方も、九州らしいのかな。

 

 

2012年7月4日(木) 

幼稚園の年中さんクラスに通う4歳の娘は、友達から手紙をもらったり「お名前呼び」(出欠確認)の名簿で文字を目にすることが多くなったからか、これらに対する興味が日に日に強くなっている様子。

昨日は夕食後に練習に付き合った。

「テンテンで書いて」とせがまれたぼくが破線で書いた文字を娘がなぞる。その繰り返し。

自分の名前に始まって、母親と父親、弟の名前、飼っているネコの名前、じいじとばあば、おふろ、はぶらし、ねこ、うさぎ、ぶた、あかちゃん。1〜10の数字も。

文字では「る」「ね」「わ」「や」、数字では「7」「8」「9」が難しい様子。
「る」は最後のカーブを左回りに書こうとしたり、「8」は○を2つ組み合わせようとしたり。だんだんとできるようになる様子に、なるほどなあ、と。

あれもこれもで1時間。
うまく文字をなぞれて、ただしく読めたときの、うれしそうな顔。
いい顔だなあと思った。
これを真似れば、いろんなことがうまく回り始めるような気がしてくる。
 

2012年7月3日(火)

一昨日の日曜日、よく行く太宰府梅林アスレチックスポーツ公園の調整池に入った。
息子のサッカーボールが落ちたからだ。
落ちたのはその2日前だったが、梅雨に入って常時水を湛えており、ボール救出には海パンが必要と思い延期していた。

胸まで浸かる覚悟だったが、幸いにして腰下までですんだ。
それにしても、どぶ臭いのには閉口した。水洗いしても落ちない。
そして、1mほどのヘビにも遭遇した。ヤマカガシか。
カエルがたくさんいるところには当然いるものなのかもしれないが、ヘビは不得手。背中がぶるぶる。

驚いたのは、公園を掃除していた人の対応。
池に入っていいかを尋ねたところ、「どうぞ。問題ありません」と軽く言われた。
東京だったらどうだろう。
「危険ですからやめてください」とか「公園担当の課に連絡してください」などと言われかねないと思ったけれど、偏見か。

ここのアスレチックは一番高いところから落ちたら死ぬんじゃないかというくらい大人も楽しめるつくり。
自由に遊んでいい、ただケガは自分もちよ、ということか。
おおらかでいいなあ。

 

 

2012年6月29日(金)
今年初めて扇風機が登場。
娘が羽根に向かい、抑揚のない声で「われわれは、宇宙人です」と言ってプルプルする声に喜んでいる。扇風機に幼稚園で流行っているんだそうだ。
例によってそれを息子が真似るわけだが、同じようには聞こえない。
「われわれは、おちんちんです」
すると娘が
「われわれは、おまたちゃんです」
これがマンション2階で大声で繰り返される。
外を歩く人は蒸し暑く感じているんだろうなあ。
2012年6月23日(土)
今日もまた大宰府梅林アスレチックスポーツ公園に。

ゆったりとした敷地にサッカーやラグビーができるグラウンドやアスレチックなどがある。自宅から5kmと近くて自然が豊か、長さ10m・幅3mの滑り台や高さ6mはありそうなアスレチックが子どもたちの何よりのお気に入りで、帰り際には必ず「また来る」と言うほどだ。3日に一度は訪れているような気がする。

今回出会った動物は、カエル、バッタ、ダンゴムシ、クモなど。

小さいバッタは「飛ぶのにやっとです」という感じでパタパタと直線的に飛行するので捕まえやすいが、今回捕獲したバッタは全長6〜7cmもある上級者。大人が走るくらいのスピードで軽く20mは飛ぶし、トリッキーなフェイントをかける余裕もある。羽音はパチパチッと力強い。

後ろに眼がついているんじゃないかと思えるほど翻弄されながら10回ほどダッシュを繰り返してようやく捕まえたのが写真のバッタ。2匹めにチャレンジする体力はない。仮面ライダーが好きな息子にオリジナルの顔を見せてやりたいと思ってやったのだが、実は楽しんでいたのは自分。たぶん呆けた顔つきだったろう。

カエルは、滑り台の内側に張り付いていて休んでいた。ちなみにこの滑り台、座面がローラーになっていて全長は30mほどある。もちろん大人も楽しめる。

娘が虫に触るようになった。以前は「こわい〜」といって逃げ回ってたのに。カエルや虫を平気でつかみムカデを平気で殺す子どもたちに囲まれているからか。大人が説得して触れるようになるものではないのかもしれない。

公園に監視員はいない。
「大人はダメです」「6歳未満は入ってはダメです」「15分交代です」……そんなことを神奈川県厚木市にある公園で言われたことがある。
人が過密な状況で事故を防ぐには致し方ないことなのかもしれないが、これでは萎縮してしまう。子どもたちは、安全と危険の違いを知ることができないし、リスクをうまく避けて成功する喜びを知る機会を得られない。大人も、使ってはいけませんなどといわれて見ているだけでは、自分の子どもに遊ばせていいかどうかの判断やアドバイスもできない。もちろん、やってみせることもできない。

鋼鉄製の骨組みにロープを張り巡らせた遊具をぼくのサポートを得て登り切った娘は、「できたー」といって滑り台を降りた。こういうときの顔を写真に収めておきたいと思うが、果たしてこの雰囲気まで捉えられるか難しい。
それにしても、ただ登るだけでなく滑り台を一つのゴールにしてチャレンジ精神をあおるところなど、実によくできていると思う。
 
この公園のよさは、大人も一緒に楽しめることだろう。
アスレチックに挑戦する母親の様子を小学校中学年くらいの子どもが見ていた。運動不足が解消すれば痩せてきれいになる、ストレスが解消すればもっとやさしくなる。だから、お母さん頑張って〜という感じか。

お医者さんごっこ

2012年6月18日(月)

4歳娘が医者で、2歳息子が患者。

 

医者「お熱がありますね」

患者「何度?」

医者「55キロくらい、かな」

 

患者はしっかりパジャマに着替えてました。

 

このほかにはときどき「地震です、地震です」といって騒ぐことがあります。そのうち放射能測定ごっこが始まるかも。福島県南相馬市では自殺者が増えているようです。

 

「最近は小高区の住民の自殺がありました。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/06/post_4175.html

この4月16日に小高区が避難区域が解除となり、自由に立ち入ることができるようになりました。ただ、上下水道は使えないのでトイレは使えず、ゴミ収集は行わず、仮設住宅まで持っていってもだめとなると長くは居られません(そのためか夜間居住禁止となっています。)本院にも小高区に居た職員がいますが、家の中はネズミの糞やクモの巣で住める状況ではないと。私も物珍しさも手伝って小高区を見てきましたが、今も海となっている井田川地区や、市内の崩れた建物など、復興の始まった宮城や岩手とは明らかに違う風景をみることができます。(住民の人は快く思いませんが)是非野田首相や大飯町の住民に見てもらいたい、家族で来て貰っても良い、この海となった底に何人かの人は沈んでいる、その屍を探せないのはあの原発のためなのだと。

原発のために命を落とすことは無駄です。それで政策は変わりません。病院に来ない人たちが少しずつ将来に希望が持てなくなって命を落としていくことが心配です。」

(福島県南相馬市・大町病院から(7) 君死にたまう事なかれ 南相馬市大町病院 佐藤 敏光 2012年6月17日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp より転載)

 

 

 

太宰府市の市の花は「梅」です 

2012年6月12日(火)

福岡県太宰府市の市の花は梅。 市章は梅の花の形だし、梅が枝餅という香ばしくってうまい菓子もある。
そして、市内にはたくさんの梅の木が植えられている。
今日は子どもたちのリクエストに応えて大宰府梅林アスレチックスポーツ公園に行った。巨大な滑り台があるところだ。
ここにも梅の木がたくさんあり、今の時期は実をつけている。
大きめの実に鼻を近づけた娘は「ああ、いいにおい〜」とうっとり。

「ママのおみあげ」と息子。 
 6個の梅の実を持ち帰ることになった。

ところで、ぼくが5月まで住んでいた東京都町田市の住宅の庭で収穫された柚子から放射性物質が検出されたという話が冬にあった。全国各地で次々と立ち上げられた市民放射能測定所の情報網にも、柑橘類からは比較的高めの値が出ているという報告が相次いだ。果たして太宰府の梅はどうだろうか? 放射能は問題ないかもしれないが中国からの汚染物質は? 五感で察知できない汚染を気にしなければならないのはどれほどのストレスかと思う。気にしなきゃいいじゃん、という話ではない。

 

 

ファミリー参観
2012年6月10日(日)
昨日は「ファミリー参観」で娘(4歳)が通う幼稚園へ家族で行った。

「お父さんは子どもたちに背を向けて立ってください。子どもたちには、いつものようにお父さんを呼んでもらいます。自分の子の声だと思ったら振り向いてください」と先生。

1人目は他人の子の声に間違って振り向いてしまって会場は笑いの渦に。
2人目が娘だったのに「パパァー」と二度呼ばれてもわからず、周囲から視線で指摘されて振り向いた。
照れたような怒ったような顔の娘から、父の日のプレゼントをもらった。

「ありがとう」
そう言ったがあとは言葉にならず、娘を抱きしめることしかできなかった。人目のある中で泣いたのは葬式くらいしかなかったのに、号泣だった。

福島第一原発の放射能の影響をひどく恐れたぼくは昨年7月下旬、妻を半ば脅して福岡県太宰府市へ疎開してもらった。妻にとっては実家の神奈川県川崎市から遠く離れた身寄りのない土地で、当時、娘は3歳、息子は1歳10カ月だった。失業したぼくが今年5月に彼らと合流するまでの約10カ月近く父親不在の生活が続いたが、体も心もそう強くない妻を支え続けたのが娘だ。

苦労をかけて申し訳ない、弟と妻を守ってくれてありがとう、1年で心も体も驚くほど成長したね、などいろいろな気持ちが混ざり合ってうまく表現できない。

申し訳なかったという気持ちは、妻に対しても深く抱いている。
そう簡単には許してはくれないだろうけれど、時間をかけて修復に努めたい。

でも、またキレて家出しちゃうかもね(ぼくが)。

 

大きな滑り台 

2012年6月5日(火)

大宰府梅林アスレチックスポーツ公園が貸切状態。長さ10m超、幅3mの巨大滑り台にチャレンジ精神がくすぐられる息子(2歳)。ぼくもやってみましたが、摩擦熱で尻が熱くなりました。対象年齢6~12歳、一人ずつ滑るようにというルールだけど、6~65歳、3人まで同時に滑ってよしと変更したほうがいいかも。

福岡はどこに行ってもめちゃ混みということがありません。公園は空いているので、東京のように親が子どもの遊びを仕切ったりしなくて済みますし、駐車場はたいがい無料なのでお金がかかりません。

2012年6月4日(月)

昨日は子どもたちと大野城いこいの森へ。繰り返しせがまれて「高い高い」がエンドレスになり、腰に来た。我が家の高い高いは空中浮揚式で、子の成長と親の老化にしたがって到達高度は低く滞空時間は短くなってきたなあ。20時に子どもより早く寝ついて、3時に早起きしました。 

2012年6月3日(日)

昨夜、福岡県飯塚市で「蛍を観る会」に子どもたちと参加。詩作、ビー玉遊びあり&カレーライス付きで暗闇を待ち、「蛍がいる!」とあちこちで上がる歓声。初めて蛍を見た娘と息子は無言で真剣、大声で騒いだのはぼく。大人気ない(笑)。暗いから写真はありません、ぜひ見に行ってください。へんな映画観るよりいいですよ。

2012年6月1日 (金)

「夜、卓球に出かけてもいい?」と昨日、ドキドキしながら妻にメールしたら、無視されたので、家事&育児を黙々と。さっき「明日、卓球してきていい?」と尋ねたらOK。やったーっ!!!! っつーか、なんでこんなに立場が弱いんやろか……。はぁ。

What's new?

会報「四葉のクローバーのたより」13号が発行されました(2016年4月1日)

 

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過去のイベント情報

☆ 講演会

「原発事故を考える町田市民の会」主催(共催:放射NO!拡散防止ネットワーク)詳細

 

☆ 講演会

テーマ「本当に安全? 町田・多摩地域での被災地がれきの焼却」

池田こみち氏 × 奈須りえ氏

2012年7月7日(土)13:45~16:45(開場 13:15)
場所 わくわくプラザ町田 (042-723-2180) 3階講習室 町田市森野1-1-15

参加費 500円(定員150名 ※席の空数に応じて当日券を発行します)

 

☆ 講演会

2012年6月24日(日)13:30~

玉川学園文化センター

 第2・第3会議室

テーマ 現在ある原発の危険性

講師  井野博満氏

 

☆ 映画上映会

町田市民測定室準備会主催

映画『内部被ばくを生き抜く』

上映と鎌仲ひとみ監督のトーク

2012年6月16日(土)

9:30~12:00

玉川学園文化センターホール

入場料1000円 /チケットは自然食品店明日葉で。

 

☆ 講演会

町田市民測定室準備会主催

馬場利子さん講演会  詳細

「健やかな命を未来に」  食と健康・環境汚染・放射能のお話

2012年6月5日(火) 

10:00~12:00 講演会

12:30 ~  ランチ&交流会

「福島支援」へのご協力に感謝します 詳細

☆ 集会

第2回 福島支援集会

4月15日 13:30 ~ 16:30

玉川学園文化センター  ホール

詩の朗読  

早野ゆかりさんほか

  和合亮一作品集より

講演   佐藤幸子さん 

  福島に診療所を! 詳細

☆ バスツアー

3.11福島バスツアー」を企画しました! 詳細

集会のお知らせ 詳細

2012年1月22日(日)

 13:30~16:00

玉川学園文化センター

  2階 第一会議室 

藤原寿和さんのお話し      

         

☆ 集会

2011年12月18日(日)に集会を開きます。テーマ「市民測定室を作りたい!」 詳細

 

町田市議会ほか

2012年2月28日本会議において「町田市における放射能対策の強化を求める請願」が採択されました。  詳細

 「町田市における放射能対策の強化を求める請願」は、13日の健康福祉常任委員会で全会一致で採択され、本会議へ送られました。 あわせて、議員全員一致で以下の付帯条件が付きました。 「保健所及び消費生活センター等の関連部署で食品放射能測定を強化されたい」 詳細

当会は、これまで町田市で「放射能から幼い命を守る」ために活動してきたさまざまなグループと共に「町田市における放射能対策の強化を求める請願」を提出しました。 詳細

 

食品放射能測定所

開設準備会のホームページが立ち上がりました。

http://machidasokuteishitsu.blog.fc2.com/ 

 

放射線測定

土壌の核種分析結果

2012年1月16日

ストロンチウム 詳細

2011年12月28日

セシウム   詳細      

空間放射線量

2012年1月15日(日)

定期放射線測定結果 

 詳細

2011年10月4日

第3回放射線測定の結果と解説を掲載しました。

ニュース 結果と解説

2012年1月5日

東玉川学園バス停前排水溝内の土壌は除染?撤去? されました。詳細

 

情報発信

2011年12月5日

『「原発を考える会」ニュース』No.5をアップしました。

外部リンク

2014年3月17日

「外部リンク」の「『さらば、放射能!』ニュース」の最新号をアップしました。